祈り 歌詞

KENGO - 祈り

あの日 窓の向こう側の
夕日を並んで見てた
疲れ果てた あなたの顔
それでも涙 堪えてたよね

ひとりきりで 泣き続けた夜を越えて
ひとりきりで あなたは星になった

さよなら もう会えない だけど
痛みも全て 忘れていい
あの星や空でもなくて 心の中にいる
あなたへ歌いたい この祈りを

わからないことだらけでいるよ
今までのこと なにをしてて
誰を愛していたんだろう
あなたは何も言わないままで

胸の中に 心残りはいつもある
だけど ここにいる意味を見つけた

あなたの影が遠くなる程
選んだ道の尊さを感じる
かけがえのないもの全て
あなたが残した 今もここにある
命の証

行き場のない想いが
時をかけて 言葉になって
祈りへ変わっていく
あなたのいない日々が
当たり前の今 泣いたりしないから

さよなら もう会えない だけど
痛みも全て 忘れていい
あの星や空でもなくて 心の中にいる
あなたへ歌いたい この祈りを

あなたの影が遠くなる程
選んだ道の尊さを感じる
かけがえのないもの全て
あなたが残した 今もここにある
命の証

-------------------------------

自分にとって大きな存在の母が
死んでしまって、残された自分が生きてきた約4年を歌詞にしています。

夕日の場面は頭に焼き付いて忘れられない部分で、

何も出来ない情けない自分と
今まで見たことないくらい弱ってしまった母に、もう希望を見出せなくなってしまって

体をさすりながら窓の外を見るしかなくて、本当は母も僕も、2人とも泣いてた。

大事な人には
前を向いて、笑っていて、戦っていてほしいと心から思った時間だった。


もう痛みも、全部
今までのことも、僕のことも
本当に全部
忘れていい

その分 僕が覚えてる。

心残りは増えていくばかりで
届かない、伝えようのないもの。

もうどこにもいないからこそ
残された自分が
何より大切なあなたの残したもの

あなたがいたから 僕がいる

たどれば全てあなたに繋がる

僕が生きているから、今もここにある

あなたが生きていた証。


同じような経験をしたことのある人に
聴いてほしい。

こういう経験は必ず遅かれ早かれ誰にでもやってくる。

そんな時に寄り添える存在になりたい。


0コメント

  • 1000 / 1000