今日みた夢の話


夕焼けの中のような
古ぼけたフィルムみたいに
懐かしい

高知にあった実家という場所
他の誰かの手に渡った場所
13歳ぐらいまで住んでた一軒家

弟なんていないけど
夢の中では高校生の弟がいて、大きなカバンを背負って帰ってきた。

僕は窓に背を向けて横になっていた。
懐かしい畳の匂い、コンセントの場所
使っていた掃除機、四角い大きなテーブル

そばには今使っているキャリーケース

いつもはあまり話さない弟にお土産を渡そうとしてみる、こないだ買ったもみじ饅頭を一箱渡そうと 声をかける。

向こうの窓の部屋が、弟の部屋のよう。


お母さん 最近 ちゃんと家にいる?

んー、ほとんど家にいないから話さない。

家にいても ぐったりしてる。

そっか。

昔の自分を思い出したけど、顔も体格も違う。誰なんだろう。名前も知らないけど、見たことのある顔。


キングオブファイターズやってる?って言われて、なんだかそんな会話が嬉しくて
照れ隠ししながら、アプリをダウンロードしようとすると義父が掃除機をかけ始めた。

うるさくて、古い掃除機。

こっちの部屋はもう少し後にして!

無言で違う部屋に行く。


僕は長い旅から帰ってきたんだ。
帰る場所が夢の中にはある。

今は無い実家というものが夢の中には存在していて、なぜか弟という存在がいる。

夢の中で考えながら整理していた

それ以外は義父と母親の存在
家の間取りが現実的過ぎて

夢から覚めて 思う。

あー、僕は 囚われている。

大事なものたちに 囚われすぎている。

昔から今も
自分の中でだけ変わらない大事なものたちが 孤独を生み出している。

戻らない 帰らない 取り返せない

忘れたい 忘れたくない 忘れるべき 
忘れられない


夢なんてしばらく見てなかったけど、

こんな見せられたら敵いませんなー。

お前は自分のしてきたことを見てきたことを忘れずに生きていけ

そんな風に迫られている気になる

人は忘れることで 癒しを得られるものなのに


帰る場所がない
帰ってくる人もいない

だけど

今ある自分が居場所そのものだと
信じながら生きる自分を 惑わすことはしたくない

黒いカビのようなものが途端にふえていく

隅っこに追いやられていく


あー、ダメダメ。


思考回路の問題。


僕は今 幸せ。
でも、それ以上の幸せが過去にはある。

ここをほどいていかなければ。

過去に囚われた自分を助けなければ。


でもそれを眺めていればインスピレーションはいくらでも湧いてくる。


それのおかげでアルバムも出来た。


悪いサイクル。


頭痛い。


自分の書いた文章読んで気持ちが悪い。笑

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